「釈尊降誕会が執り行われる」
四月五日、釈尊降誕会が大庭圓昭上人様をお迎えして厳修されました。
皆様の心を癒した満開の櫻も春の変わりやすい気候のなか、
昨夜の雨にも関わらず、まだ頑張って咲いている光景にほっと嬉しくなりました。
「花まつり」は小雨の降る、生憎の天気となりましたが、
足もとの悪い中大勢のご参詣を頂きました。
また子供達も学校が春休みでもあり大勢お詣りしていただきました。
ご宝前の前には、昨日奉仕者の皆さんの手で
華やかに飾られた花園の中に花御堂が安置されています。
午後二時より大庭上人導師の許、読経が始まり、
お釈迦様のお誕生をお祝いし感謝の唱題が流れる中、
みなさんが順次お釈迦様にお誕生日のお祝いを申し上げ、
感謝の心を込め、お釈迦様の肩に甘茶を濯がせていただきました。
法要後、大庭上人様よりご法話を拝聴致しました。
「お釈迦様は自分が幸せになる道を皆さんに教えて下さった方です。
無理をせず、自分の出来ることで施しをしましょう。
人とくらべず、喜びの心、楽しい心で施しをしましょう。
感謝をしながら毎日続けて出来る喜びの徳を積みましょう。
施しの徳を積むことが仏になれる幸せな道です。」とお話しを頂戴致しました。
色々な施しがある中で、日々無理のない自分のできる施しと
三徳の実行の大切さを感じさせて頂いたご法話でした。
皆さんは、お供養のおうどんと、ほのかに甘い甘茶と、
お茶菓子を戴かれ、ゆっくりされた後、帰路に着かれました。
自分に出来る事で、喜びの心をもって施しをし、
一日一日を大事に感謝して暮らして行きたいと思います。
通 信 員